日本でもここ最近で“ジェンダーレス”という言葉をよく耳にする機会が多くなったよね! 簡単に説明するとジェンダーレスとは、生まれ持った性別に固執するのではなく、性に対しての境界線をなくそうという考え。

その動きは広がりつつある性の多様化とともに、ファッション業界を中心とし,世界にも広がっていっているの。今回は、ジェンダーレスのあり方や考え、さらにそれがもたらす影響についてじっくり考えていこうと思うよ。


まず、ジェンダーレスって?




2015年にアメリカで同性結婚が合法化されたことにより、世界中でジェンダーについての見方や考え方が大きく変わり、ジェンダーの多様性も広まってきつつある。

その際に、Facebook上でのレインボープロフィールをはじめ、アメリカの各地がレインボーフラッグで彩られたのを知っているかな?このレインボーフラッグは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴している旗のこと。

そして、同棲結婚が認められた流れによりジェンダーレスという考えが世界で広まりつつあるみたい。でもジェンダーというのは、生まれながらの性別ではあるが、自分がそれをどう認識するかということ。

みんなはシスジェンダーという言葉を聞いたことがあるかな? シスジェンダーとは、生まれながらに与えられた性と心が一致し、それに従って生きている人のこと。でもここで理解して欲しいのは、相手のジェンダーと自分のセクシュアリティは、一緒ではないということ。


ジェンダーレスファッションがトレンド?


ジェンダーレスが世界に広まりつつある中、ファッション業界ではいち早く、性のボーダーをなくそうという動きが見られたの。

海外のファッションメディアでは、ジェンダーレスがトレンドになったというよりかは、ジェンダーレスは革命を起こしたと一部で言われていたよ。

次々と世界的に有名なハイブランドからは、男女の境界を踏み越えた中性的なルックがコレクションで次々と紹介されているよね。

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こちらは、バーバリーのロンドンファッションウィークでのコレクションの一部。

最近だと、日本でも有名なファストファッションブランドZaraが男女兼用のungenderd(アンジェンダード)のラインを発表したり、Forever21の16年秋コレクションではジェンダーレスがキーワードとなったルックが公開されたりしたの。このことから、私たちの身近にでもジェンダーの多様化が進んでいるということが見てわかるよね。



かつては、女の人がスーツを着ることに対して、不適切だと言われた世の中だったけど、おしゃれができる幅が広がったとポジティブに考えてもいいと思うの。

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男、女だから決まった格好をしないといけないというのではなく、今まで来ていた服に男性らしさを加えたり、女性っぽく着飾ったりなんて日もあってもいいと思う。服を作っているデザイナーの中にも社会常識にとらわれたくないという考えを持つ人が増えているみたい。

さらに海外では男性Youtuberをインフルエンサーやモデルとして起用する動きもみられているよ。メイクはみんなのものという新しい概念も広がってきている。



17歳という若さで注目を浴びているジェームズ・チャールズは、以前CELESYの記事でも取り上げられていたのだけど、覚えているかな?ここ最近彼は、カバーガール(CoverGirl)と言うアメリカのコズメブランドのモデル「カバーボーイ」として初めて起用されたの。

このような色々な場面からもジェンダーに対しての多様性が広まってきていることが十分にわかるよね。そのことから、少しずつだけど、性に対しての周りの考えも柔軟になってきているのではないかな。

でも、ファッションやメイク、さらに社会的影響に関しても一時的なブームとしてジェンダーレスがトレンドになっていることに違和感を感じている人も少なくはないはず。

社会的にジェンダーというものは、「男」と「女」という考えがあると思うのだけど、今回の記事を通してジェンダーというものは多様であり、固定的なものではないということを知っていただけたらいいな。

写真:We Heart It
文:CELESY Writer Natsumi